詩と歌詞Hongtong Dahuaishu

念奴嬌:大槐樹の情思

念奴嬌:大槐樹の情(山西)――石欣 大河は南へと流れ、蒼穹を高く翔けながら、幾世紀にもわたり故郷の声を運ぶ。霍山の古き槐樹の下で、汾水にたなびく白雲と舞い散る柳絮を、いつまでも懐かしむ。酔いに沈む愁いのうちに、詩句には悲しみがうねり、すべては洪洞へと通ずる道に託される。錦の綱がかつて垂れ下がっていた宿場では、夢のわずかな痕跡すら、今や見つけることは難しい。

故郷へ帰る

故郷に帰る(湖南)――楊福林 平陽の門口には太行山が低くたたずみ、三晋の平野を駆ける馬の蹄は自由に響く。 山々は楼閣や塔を抱き、ただよう雲に包まれ、庭には花が咲き、草は青々と茂る。 地の果てから日々、風雨を嘆じて来たが、いまや故郷では戦鼓も鳴り止んでいる。 それでも、何ものにもまさる美しさは、故郷の音と故郷への夢――月が移ろうあいだ、漆喰の壁には槐の影が西側に長く残る。

洪洞の大イタヤカエデを訪ねて

湖南省洪洞の大きなイタヤカエデの木の下で、江長典は汾と霍に源を求めて、由緒あるそのイタヤカエデにまで遡る家系をたどる。花はあふれるほど咲き誇り、その香りは小径にたゆたう。葉はいきいきと茂り、青々とした陰が石段を這い上がる。彼は決して自らの黄褐色の肌を離れず、郷土の子としての心をいつまでも捨てることはない。この瞬間から、彼の懐かしさは固く結ばれ、たとえ旅路がどこへ向かおうとも、その魂は故郷にしっかりと縛りつけられたままである。

ある同級生が留学のためアメリカへ向かう際、別れ際に私は「帰郷への想い」と題した桐の根を彫り上げた作品と短い詩を贈り、それを記念として持って行ってほしいと促しました。

同級生が留学のためアメリカへ向かうというので、別れ際に記念として「故郷への想い」と題した桐の根を彫り上げた作品と、短い詩を贈った。 (湖南)蕭正山 君の高き境地への道を羨む―― 海を越え、錦を広げてゆくその姿。 遠き異国にて、ひたすら道を求めつつ―― この記念の品は、塵に染まらぬように。 葉が散れば、山々は次々と雨に濡れる―― それでも根はなお健やかに、あらゆるところに春を運ぶ。 幼き日の桐の木の実よ、今もなお、故郷を慕う者を待ちわびている。

黄金の糸の調べ:祖先の根源への賛歌

黄金の糸の調べ――先祖の根に捧ぐ賛歌(上海)――楊一鳴 異国の地に、千の花が咲き誇る。しかし西風は吹き、黒髪を白へと変え、幾多の葉は時に先んじて枯れ果てる。この子の心の源はどこにあるのか。黄河のたましいの泉だ!そこには、奔流の波涛と怒濤の雲が、広く雄々しく湛えられている。若き日に思い返せば、胸襟を開き、魂を誓い合った――壺口瀑布のほとりで、ともに心を打ち明けたあの日を。 夢は灯影の薄れる道へと還り、東を望めば、その姿は地平の彼方に立つ。五月、この身が灰となるとき、私は流星の雨となって生まれ変わりたい。それでもなお、高き坂の黄土の大地に降り注ぐだろう。九天を指し示す私の指を導きとして、半分は彼女のために、半分は軒轅の血統のために! 流れる葉は、やがて根へと舞い戻るのだ。