詩と歌詞
洪洞(四川)の偉大なるイタヤカエデに捧ぐ賛歌――劉興燦 三晋の木陰は幾多の歳月を耐え抜き、 諸々の生命が繁栄するなか、天は初めて大きく開かれた。 定村には、古の石が魚や虫が石化した跡を今に伝え、 火山には、祭壇が日と月の巡るままに回り続ける。 上を見上げれば、鳳凰の生まれた鳥たちが高く枝に止まり、 新たな花々は咲き誇り、竜の血統を紡いでゆく。 尼僧たちの香煙は、葉にまで遡る根から立ち昇り、 人類もまた、その系譜を辿りながら、水の源へと歩む。
イギリスにいる友人からの手紙を読んだ後、それでも私は一通の手紙を送った。
英国にいる友人からの手紙を読んだ後、私はこれを送る――(山西省)王増旺 ロンドンでは水が満ち、収穫も豊かだが、旅人の心を慰める緑のイナゴノキを見つけるのは難しい。繁栄と青々とした潤いは、誰もが知るところ、昔のたたずまいにこそ宿るもので、かつて根を張った場所以外に、どうして根が張れるだろうか。
洪通の大槐樹を訪ねて(マレーシア) 王吉棠 雲に満ちた万里の空を越え、飛行機が翼を広げる。喜びとともに私は槐樹に目をやり、先祖の故郷を認め取る。あの古い根はどれほど深く張り巡らされているのか、問いたいと切に思う――それでもなお、私の魂は南の海へと引き寄せられていく。
黄金の糸の調べ――先祖に問う (江蘇)趙栄洲 先祖に西からの道をたずねれば、そのすべてがいまだにまざまざとよみがえる。月は枝にかかり、葉は果てしなく列をなす。夢の中で我が根源を求めるが、どこにも見いだせぬ――では、中国の大地のどこにこそ、その根は宿っているのだろうか。ある者は言う、洪洞の槐の木の下にあるのだと。万里の彼方へと吹きわたる秋風は、私の冠をさらってゆく。ああ、人の白髪など、世の欺瞞のなかでどうして隠しおおせるというのか。旅人の愁い――夜を徹して、雨の音に耳を澄ます。 中原の一脈は、幾多の堅固な礎の上に立つ。かつて功が回復し、紀光の慈愛と養育に恵まれたあの歳月を、今もなお思い起こす。されどいまや、ただひと触れで黄金の盃を打ち砕こうというとは、なんと愚かな言葉であろうか。すでに杯は満ちている。さあ、いつこそ共にこれを掲げようか。同胞たちを奮い立たせ、手を取り合って、暗雲を追い払い、清らかな光明が現れるまでにしようではないか。川海は広大にして、 myriad の流れはみな大海へと注いでいる。
