詩と歌詞
大槐樹に題す(女子師範学校生徒作)――冉廣榮 我が祖籍は燕京にして、今や居を上党に置く。母方の叔父の家は、沁源の名門にして、かつて私を連れて、竜門と三波の間の曲がりくねる黄河を遊覧せしめた。霍山の南、平陽の北を過ぎて、起伏する丘陵の間に池と田畑を見れば、その緑陰はかすかに風景を覆い隠す。遠くには城壁の櫓が甍を並べ、不揃いに立ち並ぶさまが目に入る。道行く人に問えば、やがてこれが洪洞の大槐樹の古跡であると知った。 そこでふと思い出す。父がよく語っていたことを――我らの先祖もまた、かつてここに住みついていたのだと。故郷を離れし愁いを抑えることができず、旅の足跡をたよりに、巧拙を顧みず、短き数行を書き留めた。 太陽が西に傾きゆくころ、高くそびえる槐樹の下、三叉路を指して――山は環り、水は蛇行し、草は青々と茂り、花は芳しく香る。老いた枝はますます濃い影を落とし、年を重ねるごとにいっそう厳粛さを増す。馬上の身を止めて、道行く人に問う。「あれは、昔の同郷の人ではなかったか?」烏も久しく去りぬれど、なお懐かしみの情を抱いているかのようだ。
牌坊には次のような題句が刻まれている。「木の根より湧き出でる泉は、悠々と長く豊かに流れ、柳のそよぐたびに村を知る。帰郷する旅人は昔の道を懐かしみ、名高い趙湯への思いをも凌ぐほどの愛着を抱く。移り住んだ人々の記憶はなお色あせず、杖に凭れて薄れゆく夕霧のなか、雲間を縫うように歩む。高貴なる樹々は広がる枝葉を誇り、古刹の塔は今もなお雄々しく聳え立つ。旧道のほとりでは、緑の槐が西日を背負い、仏塔は忽然と立ち上がり、雲を突き抜ける。古鶴より伝えられたとされる巣の名はなお残り、高くそびえる碑には、その名声の香りが漂う。西湖の西には、古の川と丘があり、四方を翠の緑と清らかな水辺に囲まれる。文化と人間の精神の集う場所として、ここは喜ばしい地である。しかし、眼前に去来する浮雲と煙は、まるで古の辺境の町のごとく、瞬く間に過ぎてゆく。」
古木の槐の歌(郷里の信者の作)――李燕春(小園) 古き大なる槐は幾世紀も立ち続け、その句や詩、歌はいずれも名作ぞ。我は文才に乏しいことを恥じて、ただ口ごもりながら徒労に終り、かえって自らを縛るような詭弁に頼るばかりである。 かつて入植者が住み着いた鷺の巣の古地に、槐は倒れ、老婦人・婆がその損失を抱えて暮らす。幽燕の深い谷や楚州の奥深い辺境には、今や家を構える者は稀なり。強風が吹けば、戦雲はいよいよ濃く立ちこめる。 英雄豪傑の気概はなお残りつつも、泉を啜る身ながら、心はいつまでも昔に根ざしたまま。伝えられるところでは、子孫は足指が癒着して生まれ、旅人はそれを目にし、胸を打たずにはいられなかったという。 河の水は南へと流れ、ゆったりと悠々と、塔の影は高くそびえ、代々受け継がれる遺跡たり。茶亭の茅葺きの庇の下で、疲れた足を休め、上下を見渡せば、故郷の景色と往時の痕跡を懐かしく思う。 明帝は叛乱を鎮め、元と胡を追い払い、血と水が混じり合い、城は荒涼とした。最初に移住した者たちは自由を享受し、後に来た者たちは抑圧にさらされた。年長者も若者も互いに支え合った。 明が滅びた後、満洲人が勢力を増し、こうして三百年にわたりひとつの系譜が受け継がれてきた。王朝交替の激動は、まさに稲妻の一閃のごとくであった。
古の大きな槐樹の歌 夕べ、紅通には香り高い線香の煙がたなびき、 祭壇のそばでは、敬虔なる心を込めて詩句が謳われている。 古来より、陽城から北へ霍山を仰ぎ見れば、 汾水の曲がりくねるところ、葦は風にゆらゆらと揺れる。 大きな槐樹も去り、白鷺の巣も跡形もなくなり、 それでも聳え立つ高き石碑はなお残り、まさに歌うに足る。 明初、燕・幽・滁・兪の地は広大にして、 野草と荒れ果てた田畑には耕す者の姿は稀だった。 都市と土地をめぐる戦いはむなしく終わり、 人々は渓谷を埋め尽くし、その数は溢れんばかりに増えていった。 その後、辺境を固めるために移住者が派遣され、 紅崖には諸々の集団が寄せられ、遠方からの者たちを追い払った。 老人たちが集い、それぞれの道を歩みながら、 広がる老木はそのもとに陰を落としていた。 親や妻たちは別れの切なさを胸に抱き、 歴史に語り継がれてきた物語は、今やとうに遠いものとなった。 老人たちが昔を懐かしみ、まるで証言するかのように、 水を飲み、自らの根を思い起こし、胸の内を吐露する。 息子たちは皆、それぞれの身の振り方を選び、 自分の足こそが自分のものだと主張するが、なかには指が fused してしまった者もいる。 そこには針のように高く細やかな塔がそびえ立ち、 この地では誰もが故郷への思いに胸を打たれる。 塔に刻まれた銘文はほとんど判読できなくなっているが、 石碑の亭は新たに建て替えられ、まばゆいばかりに新しく輝いている。 茶屋や塔の室にはいつまでも留まり、 それぞれが先祖のことを思い巡らせる。
