ニュース情報


玉峰書院の諸般の題に寄せる四首の律詩:老いし槐を訪う

2018-01-30


玉峰書院の諸題に寄せる四篇の律詩:古なる槐を訪ふ(寿陽)――斉素早 昔の長老に会ひて、かつての絆を懐かしむ。 故郷に再び尋ねても、すべては時の流れに消え去る。 代々の系譜は次第に曖昧となり、 古き名所と川はなおも昔のままにあり。 紛羽神社のそびえる巨木も今はもうなく、 唯ただ唐風の「蟋蟀」の詩のみが残る。 都はなお存するも、人々はすでに変わってしまい、 年月の移ろいをいかにして耐え得ようか。鶴や鷺すらも飛び去った今、

玉峰書院の諸般の題に寄せる四首の律詩:老いし槐を訪う

(ショウヤン)チー・スザオ

年配の方々にお会いすると、昔のつながりを懐かしむ。故郷に帰ると、時の流れとともに多くのものが失われていることに気づく。

世代は新たな血統を辿り得ないが、それでもなお、漁と旅の営みは古き山河にいつまでも残り続けている。

もはや古のイナゴとニレの祠はなく、残るのは唐詩選の「蟋蟀」篇のみである。

城壁は今もなお残るが、人の顔はすっかり変わってしまった。年々、鶴や野雁が昔の故郷へと戻ってくるのを見届けるなど、どうして耐えられるだろうか。

キーワード:

洪通の大イチョウ