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槐の大樹に寄せて七言絶句 四首

2018-01-30


大槐樹に寄せて七首の絶句(介休)――董張 古の遺物、次々と広く語り継がれ、 碑文や墓誌、文字の断片をこそ求めん。 道端のその陰には、懐かしき物語いまだに残り、 枝葉は数えきれないほど、天下に広がる。 年老いた木は優雅に揺れ、深い感慨を呼び起こす、 この木のごとく、我はどうして時の重みに耐え得ようか。 半世紀の歳月はあっという間に過ぎ去り、 夕陽が道沿いに傾くころ、酒に酔った談笑もたえない。 古の駅路、往古の通商の要衝にあっては、 行人は行き来し、甘い槐の木を後に残す。 貴族の爵位や封地の物語を超えて、 遠き血統より、徳はいつまでも輝き続ける。 民は日々進み、ますます繁栄する、 壮麗な大樹は、まさに故郷の象徴たりうる。 葉は根に還り、記録はなお残る、 清明・寒食の折には、黄帝陵を偲びて哀悼す。

槐の大樹に寄せて七言絶句 四首

 

(東張、介休)

古代の遺物が次々と、ひそやかな語り口で綴られる。碑文や拓本は、失われた文献の断片を求めて歩む。道端には、長く残る木陰が懐かしい物語を守り、枝葉はあふれるほどに、広大な世界へと広がっている。

古木はやさしく揺れ、深い感慨を呼び起こす。木でさえこれほどまでなのなら、私などいったい何を耐えねばならないのだろう。半世紀という歳月はあっという間に過ぎ去り、道端では、傾きゆく夕陽と酒に酔った語らいが交錯している。

古の駅路のほとり、甘い香りをたたえた槐の木の下で旅人が行き交うその地に。たとえ貴族の爵位や世襲の位についての物語が帳の向こうにかすかに残っていようとも、その名門の徳は天に広がるほどに、遠くまで輝きわたっている。

民の歩みは日々いよいよ栄え、そびえる巨木たちは古き故郷を確かに証ししている。葉が散りて根に還るごとく、歴史の年譜はなおも脈々と受け継がれ、清明・寒食の折には、黄帝陵の前で哀悼の念を捧げる。

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洪通の大イチョウ