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イという姓

2019-08-12


その始祖は成湯である。姓「易」の最も古い記録上の言及は、東漢の著作『風俗通・姓氏篇』に見られる。

【姓の由来】この姓には主に三つの源流がある。① 姓「子」に由来するものである。「姓源」によれば、商朝の湯王は名を天乙といい、その子孫が先祖の名から「乙」という字を取って姓としたという。② 古代鮮卑族が採用した姓に由来するものである。「魏書・官氏伝」に記されるところでは、南北朝時代の北魏において、鮮卑系の複合姓である「乙弗」があり、魏の孝文帝が洛陽に都を遷した後、この姓は漢人の姓である「乙」へと改められた。③ 天皇による賜姓に由来するものである。「五代史」によれば、後唐の明宗は西の酋長の副使であった葛思奇義に対して、「乙」という姓を賜ったという。西とは古代の民族で、南北朝時代には庫莫奚と呼ばれていた。

【氏族の本貫】イ姓の主要な本貫には、河南省の襄陽、溧陽、平原などが含まれる。襄陽郡は東漢時代に設置され、現在の湖北省北部の襄樊一帯にほぼ相当する。

【著名人物】『中国歴代人名大辞典』には「易」姓の記載が19件あり、『中国人名大辞典』には6件が収められている。歴史上の「易」姓の人物としては、西漢時代に南郡太守を務めた易嬰・易寔、南北朝時代に西燕州刺史を務めた易元、さらに明代には青州出身で史可法の部下であった易邦才などが挙げられる。

【祭壇厨子】大槐樹の下にある宗祠の第7号祭壇厨子には、易氏の先祖牌が祀られている。

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