石姓
2018-04-09
始祖は史道安である。明代には、洪洞の大きなイチョウの木から移住した史氏の先祖たちは、もともと平陽府・洪洞県や趙城県などに戸籍を置かれていた。明初には、朝廷の勅命により、洪洞の大イチョウの地に集められ、各地へ再定住させられた。清代末期には、その子孫は河南・山東・河北・陝西・甘粛・安徽・江蘇・山西などの各地に広がった。史姓に関する最も古い記録は、唐代の著作『元和姓纂』に見られる。
【姓の由来】この姓は、東晋時代の高僧・道安の子孫に由来する。『姓氏起源』および『高僧伝』によれば、道安は五胡十六国時代の前秦にあって、扶陽の出身で俗姓は魏であった。十二歳で出家し、仏図澄に師事した。その後、襄陽や長安など各地で仏教を弘め、空の教義を中核として説いた。また、仏典の翻訳を組織して自らも参与した。初期仏教に対する彼の主な貢献としては、経典の注釈・解説の実施、新訳本と旧訳本の校訂・整理、大蔵経の総合的な目録の編纂、比丘・比丘尼の規範的行儀の整備、さらに、弟子が師の姓を称するのではなく「釋」の姓を用いることを提唱したことなどが挙げられる。仏教の開祖である釈迦牟尼への敬意を表すため、道安はその尊号に含まれる「釋」の字を取って自らの姓としたのである。
【著名人物】『中国歴代人名辞典』には、史姓の項目が三つ記されている。この姓を有する歴史上の人物のうち、元代には、徽宗の至正年間に萊州知州を務めた史嘉納がいる。
【人口】第四回全国人口センサスによると、山西省には石姓の人が10人おり、そのうち臨汾市に5人、洪洞県に5人います。
【祭壇櫃】大槐樹の下にある宗祠の第2号祭壇櫃には、石氏の先祖牌が祀られている。
【系譜】史姓の主要な系譜資料には、次のものが含まれる。『山東・鄒平史氏族譜二巻』(人民大学)、『湖南・衡山史氏族譜八巻二序』(湖南省図書館――序文第一・第二および第一巻を所蔵)、『史氏族譜十巻一序』(ハルビン師範大学――第一・第六・第八巻を欠く)、ならびに『史氏族譜二巻』(ハルビン師範大学)である。
キーワード:
洪通の大イチョウ
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