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墨と筆が心のこもった願いを届ける――洪洞県美術館の書家・画家たちが大槐樹風景区を訪れ、来場者に「福」を贈る
2025-04-14
4月11日朝、洪洞県美術館による「文化を景勝地へ」公益イベントが、洪洞大イチョウの根さがり・祖先祭公園内の祖霊祭広場で開催されました。美術館の書道家や画家たちがその場で題跋や絵画を制作し、来場者に訪問中の心躍る驚きと喜びを届けました。

朝 午前10時30分、景勝地の先祖祭祀広場にある休憩棟で、洪洞県美術館の宋偉先生が筆をたっぷりと墨に浸し、書き始めました。巧みな筆さばきのたびに、「福」という吉祥を象徴する文字が紙の上に鮮やかに躍り出ます。完成すると、北京から訪れた書道愛好家にそれを差し出し、一緒に記念撮影もしました。その傍らでは、ほかの美術館の講師二人も絵筆をふるい、制作に励んでいました。来場者たちは書家や画家たちと交流しながら、ゆったりとした和やかな雰囲気を楽しんでいました。

河北省張家口市懐来県から来た数人の観光客が、その音に気づいてやってきました。郝さんは宋偉先生に、自分のために書を書いてほしいとお願いしました。 「平和と喜び」――彼女は誇らしげにそれをスタッフに見せました。同行の二人にもそれぞれ「福」の字と、「幸福と歓び」のメッセージが贈られました。会話のなかで、郝さんは、自分たちが英雄的な戦士・董存瑞の故郷から来たことを説明してくれました。今回の旅は、かつての同僚たちとの再会でもあり、退職後のゆったりとした日々を味わうひとときでもありました。「私たちは西安から戻る途中で、道すがら山西省を巡っています。今日は大槐樹に着きました。さっきは宗祠で、自分たちの家系の姓まで見つけました。そして外に出た途端、この『福を書く・福を受ける』イベントに出会ったのです」と、郝さんは語りました。大槐樹の下にある故郷からの“思いがけない喜び”だと、彼女は表現しました。「早すぎず、遅すぎず――まさにこの幸運の瞬間に間に合った。まるで私たちのために特別に用意されたサプライズのように、旅全体と同じくらい素晴らしいものでした」。

書道は、中国の伝統文化を象徴する至宝であり、深い文化的意義と芸術的趣を備えるとともに、文化の継承と表現の媒介としても機能しています。洪洞大槐樹祖根尋訪・祖先崇拝公園では、景勝地での書道パフォーマンスや美術展など、多彩な文化イベントを通じて来園者の体験を豊かにするだけでなく、書道という芸術によって園内の美的魅力も一層高めています。例えば、園内には象徴的な「根」の形をした影絵壁があり…… 「根」という字は、中国の著名な現代美術家で、かつて芸術工芸学院の院長を務めた張丁によって書かれました。影壁に刻まれた「家」の文字や、玄関ホールの額「天下を庇う」「古槐迎春」も、洪洞出身の名画家・書家である董寿平による筆致です。さらに、各所に掲げられた額や対聯はいずれも高名な書家らによって揮毫され、中国書道ならではの趣きを存分に味わえるとともに、景勝地としての芸術的風情を一層高めています。
キーワード:
洪通の大イチョウ
