木に巣を営む玄鳥の伝説
2024-06-27
木に巣を営む玄鳥の伝説
河北省保定市東亭郷には、古くから語り継がれてきた物語がある…… 「木々に巣を構える黒鳥」の伝説。靖難の役が勃発した後、定州一帯は戦禍によりひどく荒廃したと伝えられる。伝承によれば、この惨禍のあと、県全域で生き残った者はわずか三千人――なかには三百人しかいないという説すらあったという。そのため、後世の人々はこの戦乱を「燕王の北伐」と呼ぶようになった。当時、人々はこの動乱の余波をこう形容した。「春二月、木々には黒鳥が巣を営む」。ここでいう「黒鳥」とは、すなわち家の軒先に巣を作るツバメのことである。しかし、もしツバメが木々に巣を作るとなれば、それはまさに人影ひとつなく、寂寥たる集落と荒涼たる田畑を象徴するものであり、戦争の苛烈な爪痕を思い起こさせるには、さほど想像力を要しない光景でもある。さて、東亭郷においては…… 62 ほとんどの村落は移民の定住地であり、いずれも後に大いなるイナゴの木の下から移住してきた人々によって開拓されたものである。王村だけが、石姓を称する一族の本拠地であり、その総数は……である。 17 この一族はこの地域の先住民である。伝えられるところでは、彼らの祖先は鉄を身にまとい、暗い部屋に身を隠すことで、殺害を免れたのだという。これもまた、その伝説に一層の信憑性を与えるものである。
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洪通の大イチョウ
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