李氏一族の移住記録
伝承によれば、李姓の二人の祖先である李長順と李長春は、洪洞県の東三十里にある東社村に住んでいた。明の永楽年間、長春は河南省孟津県回蒙鎮へ移住した。(河南)
河南省洛陽郊外、孫旗屯郷馬営村にある李氏の墓碑:我らの先祖は山西省洪洞県大槐樹村に生まれた。洪武三年、洛陽西方の馬営村へと移住し、以来子孫は当地に定住して十代余りを経て今日に至る。時を経るにつれ、代々の繁栄と一族の分散により、その系譜を明確に辿ることは難しくなった。一部は先祖の故郷に留まり、また一部は遠方あるいは海外へと移り住み、世代数を正確に把握することすら困難である。先祖の墓所はなおここに存するが、背後の谷間に立つ石碑は風雨にさらされて著しく損傷している。二代目・三代目の先祖については、その転居先も未だ明らかでない。四代目の先祖、名を天福といい、旧家の墓所の凹部に葬られたと伝えられる。それ以降、確認可能な石碑が残るのは、姓を尤公と称する八代目の先祖にのみである。洛陽の西北約五里の地には、梅先生――諱を霊雲といい――を祀る先祖の石碑およびそれに相応する碑所も存在するが、この先祖と始祖との間の世代関係はなお不明である。両地に散在する子孫らを慎重に検討した結果、先祖の墓域の修復を図り、新たな石碑と柱を建立して後世に永く伝えることを決議した。(河南)