鍾姓
2020-07-13
その始祖は艾景元および艾正己である。姓「鍾」の最も古い記録は、明代の著作『上優録』に見られる。
【姓の由来】この姓には主に二つの源流がある。①賜姓によるもの。明代には、豫章および東莞に多くの著名な鍾氏一族が存在した。豫章の一支は、唐末に豫章の太守を務め、その後当地に定住した艾景元という人物にその起源を遡る。やがて彼の三子は戦乱を避けて寧都へ移り、そこで皇帝より鍾姓を賜った。②艾姓からの改姓によるもの。『明史』によれば、明代に河南布政使であった艾振基は、嘉靖帝の命により鍾姓を受けることとなった。これは「艾」という字が不吉とされ、「鍾」に改められたためであり、以後、その子孫は鍾を姓とした。
【氏族の起源】鍾姓の氏族起源には、汝南郡および豫章郡が含まれる。汝南郡は漢の高祖の治世に設置され、現在の河南省中部南部と安徽省の淮河以北の地域を管轄していた。
【著名人物】『中国姓氏大辞典』には「鍾」という姓をもつ人物が三例記載されており、『中国歴代人名大辞典』にも同様に三例が掲載されている。歴史上の鍾姓の人物としては、五代の南唐時代に御史大夫・礼部尚書などを歴任した鍾遇がおり、明代には南京で兵部尚書を務めた鍾振吉のほか、崇安の出身で学問と侠気を兼ね備え、義侠の士として名を馳せた鍾義敬も知られている。
【祭壇厨子】中氏の先祖位牌は、大槐樹の下にある宗祠の第9号祭壇厨子に祀られている。
キーワード:
洪通の大イチョウ
お問い合わせはお電話でお気軽にどうぞ。
