ふるさと文化


劉姓

2020-05-11


その始祖は劉丹である。劉姓に関する最も古い記録は、唐代の『元和姓纂』に見られる。

【姓の由来】この姓には主に三つの源流がある。① 地名を姓としたものである。周代、ある高位の官人が都近郊の劉という町に封じられ、その子孫はその封地の名称に由来して「劉」を姓とした。② また、劉氏に由来するものである。『宋史』によれば、南宋時代、文帝の第六子で広陵王に封ぜられた劉誕という皇族がおり、後に謀反を企てたとして処刑されたため、その子孫は姓を「劉」に改めた。③ 最後に、封地を姓としたものである。『呂氏春秋』に記されるところでは、堯に丹朱という子があり、一方で異母兄弟の九は劉に封ぜられたため、その子孫はその封地の名称にちなんで「劉」を姓とした。

【氏族の起源】劉姓の氏族起源は会稽郡である。秦代初期に設置された会稽郡は、現在の江蘇省東南部および浙江省西部に相当する地域を管轄していた。

【著名人物】『中国姓氏大辞典』には劉姓の項目が15件収められ、『中国歴代人名大辞典』には13件が掲載されている。歴史上の劉姓の人物としては、漢代に劉昌儒、三国時代の呉において左将軍を務めた常山の劉贊、南陳朝で永興侯に封ぜられた常山の劉義、宋代に清遠軍節度使を歴任した永春の劉從孝、さらに明代には弘治年間の進士・晋江の劉志修などが挙げられる。

【祭壇厨子】劉氏の先祖位牌は、大槐樹の下にある宗祠の第8号祭壇厨子に祀られている。

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