ふるさと文化


アイという姓

2020-05-07


アイ姓に関する最も古い記録は、南宋時代の『興氏集久篇』に見られる。

【姓の由来】この姓は、皇帝による賜姓に由来する。『聖氏考略』によれば、唐の武帝の治世に、西突厥可汗国で内乱が勃発した。唐朝廷は軍を派遣して叛乱を鎮圧し、数多くの可汗国諸部族が唐の支配下に服従した。そのなかには、可汗国の艾香斉武という人物もおり、武帝より漢人の姓名を賜られた。すなわち、「艾」という姓と「洪順」という名を与えられたのである。降伏後、艾洪順は配下を率いて太原地方に駐屯し、その子孫は中原に留まり、漢民族と通婚を重ね、やがて代々「艾」の姓を称するようになった。

【氏族の起源】艾姓の氏族の起源は西河郡にあります。西河郡は、現在の山西省と陝西省の境に位置する黄河流域に相当します。三国時代から隋・唐の時代にかけて、西河郡の治所は現在の山西省汾陽県に置かれていました。

【著名人物】『中国姓氏大辞典』には「艾」という姓について二つの項目が収められている一方で、『中国歴代人名大辞典』には十三の項目が掲載されている。歴史上の「艾」姓の人物としては、唐代の学者・艾洪順、宋代の政治家・艾紳、天文や医学に優れた元代の博学の士・艾雪、そして明代の官僚で永昌府の副知府を務めた艾莫朱などが挙げられる。

【祭壇櫃】大槐樹の下にある宗祠の第8号祭壇櫃には、艾氏の先祖牌が祀られている。

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洪通の大イチョウ