ふるさと文化


ルという姓

2019-09-23


その始祖は班王子であった。この姓の最も古い記録は、北宋時代の『興捷』に見られる。

【姓の由来】この姓には主に二つの源流がある。① 邦公の子孫に由来するものである。『左伝』によれば、春秋時代の鄭国には邦という名の公子がおり、字は子如であった。その子孫は祖父の字である子如をもって姓とした。② 南北朝時代の鮮卑族の複姓に由来し、後に改められたものである。『通志・氏族略』に記されるところでは、北魏には鮮卑の複姓「茹洛」があり、魏の孝文帝が中原へ遷都した後、これを漢人の単字姓「茹」に改めたとある。

【氏族の故郷】同氏族の先祖の居所には、馮翊と平陵がある。馮翊郡は漢の武帝の治世に「左馮翊」として設置された行政区分であり、三国時代の魏の時期には再編されて馮翊郡となり、その管轄区域はおおよそ現在の陝西省韓城市以南の地域に相当する。

【著名人物】『中国姓氏大辞典』には「茹」という姓をもつ人物が二例記載されており、『中国歴代人名大辞典』には十四例が掲載されている。この姓を称した歴史上の人物としては、戦国時代の魏国の茹児、漢代の茹子礼、さらに西漢にあって御史大夫を務めた茹蒲などが挙げられる。三国時代には、豊邑の出身で陳郡の丞相を歴任した茹春という人物も存在する。

【祭壇厨子】祖氏の先祖牌は、大槐樹の下にある祖廟の第7号祭壇厨子に祀られている。

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