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移民救済の彫刻Hongtong Dahuaishu

洪通は古代文明の発祥地の一つである。当県では、商・周時代に属する青銅器が十数点出土しており、なかでも枘(ほぞ)付きの剣形戈(商代)、『父乙』鼎、『恒父呂』簋、さらには「屯托」と銘された青銅製の簋などは、いずれも歴史研究上極めて重要な価値を有している。一方で、その悠久の歴史と特有の重厚で深遠な美意識によって世界的に知られる青銅彫刻は、きわめて貴重なものである。本作の浮彫はすべて青銅で造られ、明代の人口移動に関する史料や民間伝承を踏まえ、中国を代表する著名な彫刻家・黄健によって制作された。全長23.68メートル、幅4.48メートルの巨大な作品で、長い巻物絵画のような形式をとっている。細部まで丹念に鑑賞すれば、緊密に構成された物語性と豊かな図像的表現、そして雅致と想像力を併せ持つ独特の趣が感じられる。構図には六十を超える人物像と十五の異なる場面が描かれ、あらゆる細部が思索を誘い、どれひとつ取っても奥深い物語に満ちている。

大槐樹を背景に配置された三枚の浮彫板は、左から右へと、移民政策の国家的施策、移民たちの切ない別れ、そして移住の旅路を描いている。中央の板には、図像を解説する本文が添えられ、言葉と芸術が互いに照らし合うようになっている。これらの浮彫は、大槐樹にまつわる移民の起源、人々が故郷を懐かしみながら惜別する情景、さらには険しい移住の道中に立ち現れる諸々の光景を、鮮やかに物語っている。

大イナゴの木の移動は、数え切れないほど多くの移住者の涙と苦難の物語としてのみならず、その規模の壮大さと広範な影響力から、中国史上最大の集団移転として世界的に知られているだけでなく、中原地域の発展および中国文明の再編成に果たした深い貢献によっても高く評価されている。

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